冷え症の多くは体質的なもので、これを改善するには血液循環や新陳代謝を良くするような生活を日頃から心がける必要があります。

これはもともと体の陽気が不足している人に起こりやすい症状で、手足が特に強く冷えるという方は、この陽気が手足まで届いていない状態といえます。

また、冷えのぼせ、肩こり、頭痛、イライラ、動悸などの症状は、ホルモン不足や血液循環を調節している自律神経の働きが鈍り、末梢血管の血流悪くなったり、全身の循環が悪くなるために起こると考えられています。

食べ物では、タンパク質、ビタミン、鉄などがたくさん含まれた食べ物を摂って、エネルギー不足にならないようにし、ビタミンでは、血行を良くするビタミンEと末梢神経の働きを強化するビタミンBとCを摂るようにします。

漢方では、冷え症は血の不足、とどこおり、気の不足、水の停滞などに分けて考えます。


冷え症の食べ物
食べ物 効果
ニンジン 中国の薬物書には「五臓を温めて潤し、血を補う働きがある」
と書かれている。

ニンニク 古事記や万葉集にも出てくる。
胃腸を温める作用のほか抗菌作用、強精強壮作用など様々な薬効に優れている。

ニラ 胃腸を温める作用があり、刺激臭であるアリルという成分には自律神経を刺激する作用があるため、内臓の働きや血液循環をよくすることができる。

トウガラシ 香辛料のなかでからだを温める作用がもっとも強い。
特に消化器系を温め食欲を増進させる。

鶏肉 おなかを温め、もともと体力なく、やせて胃腸の弱い人によい。
血液を補う作用もあるので貧血にもよい。

クコ 昔から老化防止、強壮の生薬として有名である。
血管壁を丈夫にして動脈硬化を防ぐ働きや血行をよくする。

グローブ 漢方名を丁香、丁字。
胃腸系を温めるスパイスである。

フェンネル 漢方名を茴香といい、中華料理によく用いられるスパイスである。
胃腸系の冷えにはとてもよい。



※3度の食事に生薬(ケイシ、ショウキョウ、チンピ、朝鮮ニンジン、ナツメ、ベニバラ、ハトムギ、クコ、カンゾウ、ジオウ、ハスの実、サンザシ、、トウキ、センキュウ、松の実)など上手に補食しましょう。


              ※病気を治す原点は自然治癒力です。
 

             お問い合せ・ご相談はメールでどうぞ    
             
 電話 06−6695−2069


  
 
inserted by FC2 system