陰陽論とは

「全宇宙に存在するものの一切を陰と陽にわけ対立する関係に置き換えているもの」である。

だが実際何が陰に属し、何が陽に属するのであろうか?
整理してみると次のようである。

事物  
宇宙では 太陽
一日では
空間では
男女では
明暗では 明るい 暗い




ところが陰陽は、すべて固定概念としてあるのでなく、時と場所、関係に応じて変化している。
陰の中に陽があり、陽の中に陰があり、純粋に陽だけ、陰だけというものは存在しない。

たとえば
天は陽だが、快晴のときもあれば曇りの日もある。
またどんなに太陽が照りつけても日陰ができることでもわかる。

男女でも、男は陽だが、1人の人間としてみると、激しく動き回っているときは陽で、
静かに休んでいるときは陰である。

このようにバランスを保つことで、陰陽の関係は安定しているといえる。

そして1年も春夏秋冬と絶えず季節は移り変わっている。
このように自然現象は一定のリズムをもって変化しているのである。

これが陰陽の特徴で漢方ではこの変化とバランスを人のからだにもあてはめ、
病気は陰陽のバランスが崩れたときに起こると考えている。

陰陽のバランスが崩れたときに、立て直そうとして働くのが自然治癒力で、漢方も薬膳もこの自然治癒力を十分働かせるようにさせるものである。


           ※病気を治す原点は自然治癒力です。
 

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