生理は普通28日周期ですが、周期が21日以上、40日以内ならば正常と考えます。
生理の周期は脳下垂体から分泌されるホルモンによって調節されています。
ホルモンバランスが崩れると生理の周期が乱れることになります。

脳下垂体は自律神経と密接な関係があり、精神ショックやストレスがあると脳下垂体に影響を与えて、
生理が乱れることがよくみられます。
そのほか生理の期間が長く、量も多い場合、「子宮筋腫、子宮内膜症
生理の期間が短く、量も少ない場合、「無排卵、子宮発育不全」などが考えらます。

また中年以降、特に閉経間近になると周期が乱れることがあり、これを更年期障害といいます。
頭痛、イライラ、冷えのぼせなどの症状を伴うこともあります。

漢方では婦人科系の疾患を主に血(うっ血・末梢の循環障害)によると考えています。
血とは身体の中に蓄積された余分な血液で、これが溜まると血液全体の活性化が失われ、
細胞の新陳代謝も悪くなります。

月経痛は血が原因で発生する代表的な病症で、子宮に停滞した血が排出するまで痛み、
排出すると次第に軽減します。

また痛みの発生は冷えと関係があるものもありますので、月経痛の激しい方は、
特に生理1週間前はからだを冷やさぬよう心がけ下さい。

生理不順によい食べ物
食べ物 効果
キクラゲ 枯れた木になどに生えるキノコの一種。
血液浄化に効果があり、生理不順のほか高血圧、動脈硬化などにも効果がある。

ゴボウ 性ホルモンの分泌を促すアルギニンが含まれ、生理不順や生理痛に効果ある。

サフラン アヤメ科の植物でこの花の雄しべだけを乾燥させたもの。
血行をよくし生理痛、生理不順の効果ある。

ベニバナ 昔は女性の口紅の原料や布地の染料として使われていたが、血によいとされる植物である。
冷え症で生理痛、生理不順に効果ある。

ヨモギ キク科の多年草で道ばたに自生する。お灸に使うもぐさの原料になる。
からだを温める作用にすぐれ、冷え症の生理不順、生理痛に、また生理が遅れがちの人によい。

黒豆 老化予防にも効能を示す黒豆には,安胎作用がある。安胎作用というのは流産を予防し、お腹の中の赤ちゃんを健康に育てる働きがある。そのため生理不順や生理痛にも効果を発揮する。

ニラ 非常に強い生命力のある野菜で強精強壮が有名である。また温める作用があるので血液循環をよくし古血を除く働きがある。



※3度の食事に生薬
(朝鮮ニンジン、ナツメ、サフラン、カンゾウ、ベニバナ、サンザシ、オウギ、トウキ、センキュウ、松の実)など上手に補食しましょう。


          
    ※病気を治す原点は自然治癒力です。

              
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